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2021年 12月 14日
2021年12月6日〜10日。 近江八幡市のアシュラムセンターで、 「教役者のためのリトリートアシュラム」が開かれました。 芹野与幸:一粒社ヴォーリズ建築事務所顧問 山岡三治:イエズス会日本管区長補佐 平野克己:日本基督教団代田教会牧師 武田光世:LWJファシリテータ、公認心理師 リチャード・ガードナー:上智大学名誉教授 (講演順) による、講演やワークショップが行われました。 日米開戦80周年にあたる12月8日には、 アシュラムセンターと神戸イエス団教会の 平和合同祈祷会が開かれました。 これは、日米開戦の直前、 クリスチャン・アシュラム運動の提唱者で メソジストの宣教師のスタンレー・ジョーンズと、 福祉の働きが神戸イエス団へと継がれる賀川豊彦が、 太平洋の東西で戦争回避を祈った、 平和の祈りを受け継ぐ祈祷会です。 * * * * ラビリンスは、 特定の言語や儀式を共有しない人々が共に歩けることから、 世界各地で「ピース・ウォーク」にも使われています。 今回は、ベトナム人僧侶ティク・ナット・ハンの、 「平和のために歩くのではなく、 歩きながら平和を実現する」すなわち、 「歩いている自分の内に平和をもたらすことが、 家族や、共同体や、世界の平和につながる」 というメッセージを紹介しました。 そして、「詩篇23」の朗読ののち、 各地から集った人々が共にラビリンスを歩きました。 アシュラムセンター 「シメオン黙想の庭」のラビリンス。 アシュラムセンターは、 人が住まず傷んでいたヴォーリズ建築を 2020年4月に取得し修復しました。 現在は庭づくりの途上です。
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| 2021-12-14 13:20
| LWJの活動
2021年 10月 28日
日本スピリチュアルケア学会が発行する学会誌
「スピリチュアルケア研究」第5号に、 武田光世の「研究ノート」 「スピリチュアルケアにおけるプレゼンス :米英の心理学・看護学・チャプレンシーにおける議論」 が掲載されました。 ラビリンスウォークについて直接は触れていませんが、 ラビリンス・ファシテータの体験を通して生じた問題意識から 書かれた論文です。 米英の心理師・看護師・チャプレンが、 スピリチュアリティやプレゼンスを どのように捉えているかを記しています。 スピリチュアルケアにおけるプレゼンスに関する 日本における議論の一助となればと思います。 #
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| 2021-10-28 19:26
| 関連情報
2021年 03月 18日
3月11日。 近江八幡市の「アシュラムセンター」の 榎本恵牧師の招きを受けて、 上智大学名誉教授の山岡三治神父による 東日本大震災追悼記念祈祷会と、 ラビリンスウォークが行われました。 アシュラムセンターは、 メソジストのE. スタンレー・ジョーンズ宣教師が 二十世紀前半に始めたキリスト教超教派のリトリート 「クリスチャン・アシュラム」の、 日本における拠点の一つです。 1975年の開設時の主幹牧師、榎本保郎師は、 小説家の三浦綾子による伝記小説 『ちいろば先生』に描かれ知られています。 * * * * 現在の主幹牧師である榎本恵師は、 米国でラビリンスを歩いたご経験があり、 かねてより関心を抱いておられました。 昨年来、建築家ウィリアム・メレル・ヴォーリズによる建物を 「シメオン黙想の家」として整え始めており、 今回はその庭に布製のラビリンスを広げました。 暖かい日差しの中、半日で15人以上が歩かれました。 センターはこの庭にラビリンスを常設することにし、 この夏の完成を目指して動いておられます。 ラビリンスが人々を集わせ、祈りを手伝い、 癒しと喜びをもたらしますように。
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| 2021-03-18 08:14
| LWJの活動
2021年 03月 18日
アジア学院は栃木県那須塩原市にある アジア、アフリカ、太平洋地域などの 農村指導者養成を行なっている学校法人です。 2015年に布製のラビリンスを使い始め、 この冬はセミナーハウス近くの屋外に 石を並べてラビリンスを描きました。 入口に向かう道には、 東日本大震災で壊された施設の石が使われています。 学生さんや職員さんだけでなく、 近隣の方が散歩のついでのように歩いたり、 幼い子どもさんが中を楽しく駆け回っているそうです。 私どもの代表のリチャード・ガードナーは 子どもたちがラビリンスを駆けて遊ぶことについて、 「あそびは子どもの祈りじゃないか」と言っています。 子どもたちの喜びは それを見る方々の喜びでもあります。
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| 2021-03-18 06:23
| 関連情報
2021年 01月 01日
昨年は疫禍のもとで黙想会の開催は難しくなり、 ウェブを介した研究会やグループに参加して 自らの学びと祈りを深める年になりました。 実際に集える時がいつどのように戻るのか まだ見通しは立ちませんが、今できることをしながら 時が満ちるのを待っています。 苦難の時にあって 自他を労れるように 静かな内省のひととき
黙想と祈りのひとときを 持てますように 共に在り 共に歩んで 行けますように #
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| 2021-01-01 13:35
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