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1 2017年 09月 28日
9月23日〜24日。
日本カウンセリング学会の大会が、東京の 跡見女子大学文京キャンパスで開かれました。 第50回記念大会である今年のテーマは、 「カウンセリングの現在、そして、これから」。 学会理事長の田上不二夫先生は、 今後公認心理士の養成が進む中で、 教員など心理学部卒以外の会員も多い本学会の 持ち味を活かしながら連携する必要性を指摘されました。 私は「ラビリンス・ウォーク体験の多様性〜 パーソン・センタード・アプローチの概念に照らして」と題し、 カール・ロジャースの「プレゼンス」や、 ユージン・ジェンドリンの「プロセス・モデル」の視点で ラビリンス・ウォークの体験を読み解く発表をして来ました。 米国心理学会の建物屋上にも設置されているラビリンスを、 心理学の言葉で語る試みでした。 ![]() ▲
by LabyrinthWalk
| 2017-09-28 08:56
| LWJの活動
2017年 09月 20日
9月18日(月)。上智大学において、
国際シンポジウム「スピリチュアルケアの現代的展開」 (主催:上智大学グリーフケア研究所 共催:日本臨床宗教師会 後援:庭野平和財団)が開かれました。 岡田圭氏による基調講演 「アメリカにおけるスピリチュアルケアの現在」の後、 四人のシンポジスト ジョナサン・ワッツ氏(臨床仏教研究所)、 谷山洋三氏(東北大学准教授・臨床宗教師)、 沼口諭氏(沼口医院院長・臨床宗教師)、 和田香織氏(カルガリー大学助教授・カウンセリング心理学)が、 「スピリチュアルケアの新たな動向」について講演。 五つの講演を踏まえて、 堀江宗正氏(東京大学准教授)をコメンテータ、 島薗進氏(上智大学グリーフ研究所長)を司会に、 討議がおこなわれました。 ニューヨークの訪問看護チームのチャプレンとしての実践(岡田)、 アメリカの仏教者による瞑想を用いたケア(ワッツ)、 公立病院にも雇用されるようになった臨床宗教師の実践(谷山)、 医療と宗教による治療・看取り・遺族ケア包括システムの実践(沼田)、 北米のスピリチュアルケアの動向への批判的考察(和田)、など スピリチュアルケアという分野がふくむ要素が 豊かにあふれたシンポジウムでした。 ![]() 当日私が取ったノートに残る岡田氏の言葉からのメモ。 「魂のレベルの深い時間は人を変える。その体験は言葉にならない。 限界のある人間の言葉の範囲でしている」 「ニューヨークでは、スピリチュアルケアの理解は、 哲学的・瞑想的になっている。科学的な自然・いのちとは異なる 自然といのちの世界への探求がおこなわれている」 「目に見えないけれども現われてくるものはある」 ▲
by LabyrinthWalk
| 2017-09-20 14:16
| 関連情報
2017年 09月 18日
日本スピリチュアルケア学会第10回大会にともない、学術誌
「スピリチュアルケア研究」創刊号が刊行されました。 実践領域が多岐にわたるこの学問の雑誌らしく、 宗教学・医学・心理学の領野にある方々の論文が掲載されています。 ![]() 「実践研究」として、 「スピリチュアルケアの実践としてのラビリンスウォーク: シャルトル・ラビリンスによる被災地支援」も掲載されています。 ▲
by LabyrinthWalk
| 2017-09-18 08:31
| 関連情報
2017年 09月 16日
9月9日、10日の2日間。
日本スピリチュアルケア学会の第10回学術大会が 京都文教大学で開かれました。 この学会では、 医療・宗教・心理・福祉・教育など、学問領域や職能を越えた人々が集い、 現代日本におけるスピリチュアルケアに関する理論的な議論と共に、 看取りや緩和ケア、災害や事故の遺族の会、自助グループなど、 現場の実践報告が行なわれています。 創立以来の理事長でいらした日野原重明先生の この夏のご逝去に伴い、高木慶子先生が 新たに理事長に就任されました。 副理事長の島薗進先生からは、 終末期だけではなく生命の誕生や戦争をどう受け止めるかも スピリチュアルな課題であるとのご指摘がありました。 また、contemplative(黙想的・観想的)であることが、 この学会の持ち味であるとのご指摘もありました。 大会長の西平直先生からは音楽死生学と、 「観想的な修練に根ざした音楽」についてのお話があり、 これまでに私が繰り返し活動をご一緒している、 リラ・プレカリアのご紹介もありました。 ![]() 今大会で私は、 「スピリチュアルケア学習者のためのラビリンス・ウォーク」 について発表し、120名以上の方が会場に来られました。 座長の大下大圓先生からは、 ラビリンスの象徴と仏教の象徴との類似性についてコメントを頂きました。 また、散会後にも多数の方からご質問やコメントを頂き、 ラビリンスを歩いてみたいと言っても頂きました。 私は大学時代にロジャース派のカウンセラーになる訓練を受け始め、 言葉による応答を磨いて来ました。その後、言葉以外の世界を求めて 箱庭療法やコラージュ療法を学んだのち、ラビリンス・ウォークの 沈黙の中から浮かぶ言葉の世界にたどりつきました。 新たな10年を迎えた学会で、これからも理論的な議論と スピリチュアルケアの現場から生まれた実践知に学び、 自らの実践をより充実させて参ります。 また今大会の総会を経て、私儀、 学会事務局員の職務を拝命致しました。 大切な仕事を善く果たせるように務めます。 * * * * 学会の様子は、 上智大学のグリーフケア研究所客員所員の 葛西賢太先生も、こちらに記しておられます。 ▲
by LabyrinthWalk
| 2017-09-16 17:14
| LWJの活動
2017年 09月 06日
9月2日。
東京都小金井市の聖霊修道院で、今年6度目の ラビリンス・メディテーションが開かれました。 私は5月と6月には参加できず、5ヶ月ぶりの訪問でした。 初めての方が3名、再訪の方が11名、 修道院のシスター2名が集いました。 この日は、ラビリンスを歩く前に聖書から、 「イエスの最初の受難予告」を読みました。 (マタイ福音 16章21節〜27節) 自分はやがて多くの苦しみを受けて殺されると、 イエス自身から聞いた弟子たちは動揺します。 シスターより、 ・避けられないことを受け容れること ・エゴを捨てて与えられた情況の意味を考えること ・神のことと人間のことへの正しい識別 についてのお話を頂いたのち、ラビリンスを歩きました。 ![]() 午前中の雨は止み、久しぶりに青空が広がっていました。 そよ風が涼しく吹いて、緑と花の香りを運んで来ます。 夏の盛りのアブラゼミ、ミンミンゼミと、 夏の終わりを告げるツクツクボウシが鳴き交わしています。 ひとつの季節の終わり、次の季節の始まりを 鮮やかに感じながら、ラビリンスの道を ゆっくりゆっくりと歩くうちに、 私の人生でもまた、 自分がどうしたいか、どうあって欲しいかを越えて、 ひとつの季節が終わり、次の季節が始まっているのを、 くっきりと感じました。 これまでの季節には苦しみもありましたが、 次の季節に向かうとなると別れが辛い。 別れが辛いと思うだけの 素晴らしい出会いに恵まれていた幸せ。 感謝の気持ちが改めて体の奥から湧き上がりました。 このように美しい時間の中で、 人生の季節の進み行きを感じ味わう機会を与えられた 幸福を思いました。 ![]() ▲
by LabyrinthWalk
| 2017-09-06 10:42
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