by LabyrinthWalk |
2018年 05月 20日
「リラ・プレカリア」は、
病床にある方や心身に痛みを持つ方に ハープと歌で祈りを届ける活動です。 日本福音ルーテル社団の事業として、 キャロル・サック先生の指導のもとで十二年間行われた ボランティア養成講座の閉講にあたり、 5月18日と19日の二日間、 オーストラリアの音楽死生学士の草分けである ピーター・ロバーツ氏を招き、 『音楽から沈黙へ』と題した記念イベントが開かれました。 ロバーツ氏は病院付きの音楽死生学士として、 死が近いと告げられている方のベッドサイドや、 保育器の中でケアを受けている赤ちゃんに ハープと歌の響きで寄り添います。 長年の実践で出会った方との体験や、 大学の調査研究チームの結果をご紹介くださると共に、 その場に集った人達のために演奏をしてくださいました。 * * * * 「音楽死生学」を土台にしたリラ・プレカリアの音楽は、 ラビリンスを歩く人にも寄り添ってくれます。 ラビリンス ウォーク・ジャパンでは 2016年と2017年に、 リラ・プレカリアの音楽と共に ラビリンスを歩く黙想の時間を提供して来ました。 5月23日には、 神戸で初めて開かれるラビリンス・ウォークの場に、 キャロル・サック先生と養成講座の修了生さんが 来てくださいます。 そこに在る黙想者のために奏でられる響きの中で歩けることを 楽しみにしています。
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| 2018-05-20 13:06
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