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2018年 05月 08日
2018年5月5日(土)と6日(日)の二日間にわたり
東京都目黒区で開催された「寺社フェス向源2018」。 6日には、瀧泉寺(目黒不動尊)にて、 「ラビリンスウォーク・メディテーション〜歩行禅〜」 のワークショップが開かれました。 瀧泉寺の 瀧口康道 副住職と、 秩父市宝蔵寺の 野村圭秀 住職が講師を務められ、 私もお手伝いに上がりました。 当初は屋外で実施の予定でしたが、 気温が上がり熱中症への注意が呼びかけられる中、 急遽、書院での開催になりました。 煩悩を焼き尽くし、貪り怒り迷いを断ち切り、 溺れる者に慈悲の縄を投げる不動明王の前で、 ラビリンスを歩くことができました。 * * * * 瀧口副住職はワークショップのパンフレットに、 次のように記しておられます。 「日本では坐禅が有名ですが、実は お念仏を唱える称名念仏、法華経の題目を唱える唱題行、 密教の護摩祈願、阿字観なども、方法をことにするだけで、 すべて〈瞑想法〉です」。 また、ベトナム人僧侶ティク・ナット・ハンの言葉を引いておられます。 「心はさまざまな方向へさまよいゆく けれど私は、この美しい小道を安らぎながら歩く 一歩ごとに、やさしい風が吹き 一歩ごとに、一輪の花が咲く」 様々な入口から仏教に近づける道を 示されているように感じます。 書院でのワークショッブとは別に、 天台宗の声明を聴きながら、 阿弥陀様の前でも歩くことができました。 ここで歩いた友人は、 生まれ育った町で抱いていたお寺さんへの親しみや、 親御さんの思い出を改めて語ってくれました。 また、 「最近は、速い時間の流れに息切れ気味でした。 そこにポンとラビリンスが入ってきて、 心地いい風に吹かれたような感じです」と、 感想を寄せてくれました。 * * * * 本堂の前には、 ギリシャのクレタ島の4000年前の遺跡にも見られ、 「クレタ・タイプ」と呼ばれる、世界で最も古い型のラビリンスと、 ネイティブ・アメリカンが描いたラビリンスも紹介されていました。 クレタ島のラビリンス ネイティブ・アメリカンのラビリンス
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| 2018-05-08 14:29
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