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2018年 04月 26日
2018年5月6日(日)
目黒の瀧泉寺(目黒不動尊)で、 「寺社フェス向源2018」のワークショップとして、 七周回シャルトル・ラビリンスを歩く 「ラビリンスウォーク 〜ウォーキングメディテーション:歩行禅〜」が開かれます。 講師は、瀧泉寺の 瀧口康道 副住職と、 秩父市、宝蔵寺の 野村圭秀 住職です。 寺社フェス向源は、 東日本大震災から半年後の2011年9月に、東京の天台宗 常行寺で、 天台宗青年僧侶有志の声明と、音楽ライブのイベントとして 第一回が開かれました。 第二回には宗派を越えた僧侶が集い、第三回には神職も参加。 第八回の今回は、華道・茶道・書道などの世俗の伝統文化や、 現代音楽の演奏家やヨガの実践者も参加する、 多文化イベントになっています。 * * * * 13世紀のフランスで造られた シャルトル・ラビリンスを歩く実践は、 1990年代に、多文化共生の街サンフランシスコの グレイス大聖堂から広まりました。 教会の信徒だけでなく、普段は教会に来ない人にも 広く届く活動として導入されたラビリンスは、 その後、宗教宗派、信仰の有無や文化を越えて 多くの人が祈りや黙想、瞑想に役立てています。 海外では、歩く瞑想の道具として ラビリンスを設置した仏教施設もあります。 ベトナム人僧侶ティク・ナット・ハンが紹介した ウォークキング・メディテーションや、 ヴィパッサナー瞑想、マインドフル瞑想など、 米国における多文化交流の流れの中に ラビリンス・ウォークの実践もあります。 日本ではこれまで、主に、 キリスト教会やキリスト教系の大学が ラビリンスを歩く機会を提供して来ましたが、 江戸時代から信仰を集めて来た目黒不動尊の境内で、 歩行禅の道具としてラビリンスが使われることで、 新たな方々とのご縁が開かれようとしています。 ラビリンスを歩く瞑想のひとときが多くの方の心に届き、 善き体験として結実しますよう願っています。 2015年に芝の増上寺で行われた際に、 会場を訪れた時の記事はこちら。
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| 2018-04-26 08:39
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